西郷隆盛・人物評価

西郷さんはこんな人

  薩摩(鹿児島)出身、幕末維新の最高の指導者。

   近代日本の基礎造りに大きく貢献。

  敬天愛人の博愛精神。

   大度量大見識の民政家。

  深謀遠慮、熟慮断行。

  礼儀正しく誠実な人柄。

  無私無欲で非常に勤勉。

  生涯清貧質朴な生活に徹す。

   政・官・庶民からその徳望を慕われる。

  明治22年、明治天皇より特別に正三位を追贈される。

 *「西郷は大太鼓のような男。大きくたたけば大きく鳴り、小さくたたけば小さく鳴る。
  馬鹿といえばこれ以上の馬鹿はなく、利口といえば、これ以上の利口者はない。」  坂本竜馬

 *「人となり、肥大にして御免の要石(土佐の御免という土地の角力取)に劣らず、
  古の安倍貞任などもかくの如きかと思いやられ候。この人学識あり、胆略あり、
  常に寡言にして最も思慮雄断に長じ、偶々一言を出せば、確然人の腸を貫く。
  且つ徳高くして、人を服し?々艱難を経て頗る事に老練す。その誠実、武市
  (半平太、土佐勤皇党の領袖)に似て、学識あることは優り、実に知行合一の人物、
  当世洛西第一の英雄なり。」              中岡慎太郎(板垣退助に宛てた手紙)

 *「さてもかかる勇夫大胆の人、今の世にあるとは思いもよらざる程の人に御座候。
  極めて大事を成す人と存じ候。かかる勇士もあればあるものと感心仕り候。
  しかも、猪武者にてはこれなく候。」           豊後岡藩の勤皇党領袖・小河一敏

  
  これ等の評価からは、寡黙で、悠揚迫らず、沈着大胆で、しかも決断力に富み、誠実で、
  学問好きな巨大漢が髣髴としてくる。



                 ただ今、資料の整理中につき後ほど再訪のほどお願い致します。(2005年12月現在)


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